県内高校生向けプログラム「千葉県内で働く医療者になろう!」については、こちらをご覧ください。

 

第7回千葉県地域連携の会 開催要項

1 目的

 超高齢社会を迎え、医療需要急増への対応は必須の課題です。本会は、より一層効率的な医療提供体制の構築と、千葉県民が今まで以上に健康で質の高い生活を営める環境を確立するために、医療、介護、福祉、行政等の関係者が一堂に会して必要な対策を議論し、その後の実践に繋げることを目的とします。

2 テーマ

正(しょう)エネでずっと長持ちの医療連携*を考えよう

* 「あらゆる関係者にとって無理がなく持続可能な医療連携」を意味します。

3 開催日

平成25年7月31日(水曜日)

4 会場

千葉大学医学部附属病院 外来診療棟 3階ほか

(千葉市中央区亥鼻1-8-1)

5 主催

国立大学法人千葉大学 医学部附属病院

6 参加

千葉県内を中心とした医療・介護・福祉・行政等関係者、当院教職員 約400名

7 申込み

7月17日(水曜日)までに参加申込書をファクシミリ又は電子メールで提出してください。

ダウンロード
参加申込書(手書き用)
moushikomi.pdf
PDFファイル 242.6 KB
ダウンロード
参加申込書(エクセル用)
申込書.xls
Microsoft Excel 60.0 KB

8 参加費

無料

9 プログラム

受付開始 午前(高校生)・9:00~、午後(一般)・12:45~

9:30~12:00 県内高校生向けプログラム

千葉県内で働く医療者になろう

【第1講堂ほか】

 医療系大学等への進学を希望する千葉県内の高等学校生を対象に、医療職の仕事内容やその魅力を伝えるセミナーを行います。また、千葉県内の医療状況を伝えることで、他県の大学等に進学しても、将来千葉県内で就業する動機づけとします。

※ こちらのプログラムは、申込方法が他のプログラムとは異なりますので御注意ください。

13:00~13:50

病院内見学ツアー(1)

 「千葉大学大学院医学研究院附属クリニカル・スキルズ・センター」をはじめ、当院内の主要な施設を御見学いただきます。

14:00~15:45 第1部

開会式

【第1講堂】

主催者あいさつ(宮崎病院長)

来賓あいさつ

医療連携から地域連携へ

【第1講堂】

 近年、介護では地域包括ケアが推進されています。医療でも、地域の医療・介護資源、家庭での患者さんの姿、患者さんの意思を踏まえて、サービスを提供する時代になりました。

 全体会では、北海道で地域を支える医療というコンセプトで活動しているNPO法人ささえる医療研究所・村上医師と、千葉市稲毛区で介護サービスを核として地域づくりも実践している社会福祉法人生活クラブ・池田理事長から御講演をいただき、医療と地域の連携について考えたいと思います。

16:00~17:30 第2部

分科会A

地域をつくる

【第1講堂】

 次の3つの講演から、患者を支える地域を作るための連携について考えます。

(1)当院の退院支援に関する段取りや新しい取り組み(がん末期の患者を対象に医師と協働で退院支援を行うこと)について

(2)在宅診療医が考える病診連携のあり方について

(3)訪問看護師が考える地域生活に際する連携について

分科会B

周産期ハイリスク症例の地域連携

【第2講堂】

 近年、若年妊娠、高齢初産、合併症妊娠などハイリスク妊婦が増加しています。それに伴い、早産児・低出生体重児を含め、出生後に養育支援を必要とする児が増えています。当院でも2010年にNICU病床が稼働し、そのような周産期ハイリスク症例が多く出生している。また、第2次分権一括法が本年度より施行され、母子保健法における低体重児の届け出、未熟児訪問、養育医療の給付が都道府県から市町村へ権限委譲されることとなりました。

 慢性疾患、精神疾患など合併症を抱えた母親とその児、あるいは、早産児・低出生体重児といった養育支援を必要とするハイリスク症例にとって、適切な養育環境を整えるためには、医療機関のみならず福祉行政を含めた地域の関連機関との連携が必須です。今後の連携体制を整えるため、新たな担い手となった市町村関係機関を含めた地域担当者と率直な意見交換を行いたいと考えています。

分科会C

がんパス

【第3講堂】

 がん地域連携クリティカルパスは、がんの診断、治療、定期的な検査などの診療を、複数の医療機関(専門病院と地域のかかりつけ連携診療所、病院)が役割を分担、連携し、患者さんの自宅近くで、質の高い医療を提供することを目的としています。千葉県では、県内拠点病院・県・医師会とともに協議を重ね、「千葉県共用がん地域医療連携パス」を、2010年から開始していますが、症例数は伸び悩んでいます。

 現在運用されている、がんパスについて、各診療科より、運用状況や具体的なプロセスについて説明を行っていただき、今後のパス運用の促進・効率化に向けて、討議したいと考えています。

分科会D

認知症連携

【第1会議室】

  「認知症連携の実践」をテーマに、千葉県の認知症連携パスを活用した医療と介護の連携モデル事業のモデル地域4ヶ所(松戸市、佐倉市、海匝地域、袖ヶ浦市)で認知症連携に携わる実務者の方々と共に、千葉県全体で認知症連携パスの有効な活用方法や認知症の人に対する支援の実践についてパネルディスカッションを開催します。

病院内見学ツアー(2)

 (13:00からのツアーと同内容です。)
17:30~18:30 情報交換会

情報交換会

【食堂】

 軽食を御用意しておりますので、御参加の皆様の情報交換に御活用いただき、施設間連携の促進の一助としていただきたいと存じます。

 なお、事前申し込みは不要です。

18:30~20:00 第3部

分科会E

脳卒中パス

【第1講堂】

 超高齢社会を迎え、元気な高齢者の社会参加が重要視される昨今、脳卒中の再発予防は社会的ニーズとなっています。脳卒中は、多くのリスクファクターと生活習慣が関与する多因子疾患の代表で、その再発予防には、病期と職種間で多くの情報を共有する必要があります。脳卒中地域医療連携パスの果たす役割は大きいのですが、それのみでは地域連携は進みません。その限界を打ち破り、真の地域連携を確立するための処方箋に関して、シンポジウム形式で討論します。

*地域連携診療計画退院時指導料の算定に必要な「パス会議」に相当します。また、参加証を発行します。(千葉県共用脳卒中地域医療連携パス)

分科会F

医療機関ITネット

【第2講堂】

 千葉県の医療機関ITネットが運用を開始します。ITネットでは、これまで難しかった医療施設間の患者の情報共有が安全かつ容易にできるようになります。また、共用地域医療連携パスの運用も予定されており、今後の発展も期待されています。

 本分科会では、ITネットの概要説明と千葉大病院での運用の実情をお見せするとともに、繋がっていただける近隣医療施設の参加を呼びかけるものです。

分科会G

救急医療連携

【第3講堂】

 当院では、救急患者の応需率を向上させるために、近隣の病院に医療連携のさらなる強化のお願いに廻り、救急搬送患者地域連携紹介受入加算の導入・拡大を積極的に進めています。一方、川崎幸病院は重症患者を断らず24時間体制で受け入れる拠点病院、「重症患者救急対応病院」として指定を受け稼働しています。さらに同救命救急センターでは、比較的軽症患者にも対応し、搬送先選定困難例も多く受け入れてます。

 今回、同院が救急救命士を救急・総合診療部に配属し、救急医療のコーディネートの一端を担うという独特のシステムを導入していることから、その「断らない救急」への取り組みを中心に御紹介いただき、今後の救急地域連携につきディスカッションします。

分科会H

継続看護

【第1会議室】

1 植え込み型補助人工心臓(VAD)を装着した患者が在宅に戻るまでの支援について、経験した病棟看護師よりチーム医療および継続看護の視点から報告します。

2 「慢性疾患を抱えた患者の生活を支える看看連携」をテーマに、実際に行っている連携とこれから求められる連携について、各施設の看護職者とグループディスカッションを行います。

12:45~19:00 診療科等紹介ポスター展

診療科等紹介ポスター展

【講堂前廊下】

 当院の各診療科・中央診療部門等をポスターで御紹介いたします。

 ハンドアウトも御用意いたしますので、当院との連携の際にお役立てください。