地域医療連携部

Department of Welfare and Medical Intelligence



千葉大学医学部附属病院地域医療連携部ではICF(WHO国際生活機能分類)の理念に従って行動しています。ICFの理念とは健康は身体機能・身体構造、生活活動、社会参加から成り立ち、それを環境と個人因子がささえるというものです。

患者さんの健康をICFの理念に従って分析し、その弱いところを補うことが療養支援と考えています。またこの考え方を地域にあてはめて「地域の健康」という視点から「生活のしやすさ」「参加のしやすさ」「地域の環境」「地域の考え方」という視点から地域の医療・介護および地域そのものを考えています。

言い換えれば地域の健康とは地域の全ての方々が、それぞれの能力を活かし、誰かのために、生きがいをもって生活できる社会を作ることです。

この取り組みはオペレーションズリサーチをベースにした新しい学問体系であり、地域連携学と呼んでいます。


千葉県地域連携の会は平成19年から始めました。

千葉大学に赴任して、連携を促進するためにはとにかく顔の見える関係を気づくことが必要だと考えて、県下地区医師会の訪問と地域連携の会の開催を車輪の両輪として進めてきました。

 

地区医師会を訪問した際に教えていただいた地域の問題の中で、複数の地域に共通する問題をとりあげ、それを解決するために取り組んでおられる試みを紹介しながら連携を築きあげてきました。

 

地域で起きている医療問題は医療だけの問題ではなく、地域全体の問題がさまざまに絡み合っていることがわかりました。このため第4回からは消防本部や行政の方々にも参加していただき、様々な角度から問題の解決策を討論しています。